読み聞かせでは学力は上がらない?本当の読み聞かせのメリット5選!

子育て

こんにちは!
毎日の子育てお疲れ様です。今回は絵本読み聞かせによる効果5選をお伝えします!
昔から手軽に取り組めるものとして優秀な読み聞かせ。たくさんある効果の中でも、人間力を育てるために重要な5つの要素をまとめました。

この記事では、
読み聞かせによる効果5選
読み聞かせをしている子は学校の成績も良いのか?

上記2点について解説します。

1.語彙力があがる

読み聞かせの時間が多いほど語彙力(ごいりょく)が上がると言われています。読み聞かせの時は子どもの脳の側頭葉・大脳辺縁系が活発になります。側頭葉は人の話を聞いたり、言語的な記憶を担う部位です。そしてさらに近しい大人の読み聞かせの方が脳の活動が活発になると言われています。

語彙力のある人は相手の話す内容も理解でき、自分の気持ちも言葉で表すことができるためコミュニケーション能力も高い傾向があります。

※語彙力とは【物事を言い表す言葉の種類が豊富で、わかりやすく的確に説明できる能力】

2.親子でコミュニケーションがとれる

親の膝の上に座って体を密着させての絵本の読み聞かせ。子どもにとっては最高の時間です。幼い子では、膝の上で読むことでスキンシップがとれセロトニンが放出されます。

子どもだけではなく親にもメリットがあり、読み聞かせをする親は子育てへのストレスを感じにくくなるという研究結果があります。

仕事でなかなか一緒に遊ぶ時間が作れない人も、寝る前に絵本一緒に読むことでコミュニケーション不足が解消されます。

3.情報処理能力があがる

絵本の読み聞かせにより子どもには『文字』『絵』『声』の3つの情報を処理します。多数の情報を統合する習慣があれば脳の処理能力もあがります。

4.感情が豊かになる

子どもは登場人物の気持ちを想像して、うれしい・悲しい・楽しいなどの感情が豊かになります。
心が育ち、自分だけじゃなく相手の気持ちの変化にも気づけるようになります。

上記でも述べましたが、読み聞かせにより大脳辺縁系の活動が活発になります。大脳辺縁系は情動や感情のコントロールをして記憶や自律神経活動にも関与しています。キレやすい子や感情を抑えられない子にはなりにくいと言われています。

5.集中力があがる

最初は絵本を読み終わる前に立ち上がったり、他の物で遊びだすこともあります。これも繰り返していけば長い話の絵本でも最後まで座って聞けるようになります。お子さんの絵本への興味や集中力に合わせて絵本の長さを調整しましょう。

こうして徐々に集中力がつくことで、就学後も45分の授業を座って集中できるようになります。

読み聞かせすれば学力があがる??

このように本の読み聞かせには多くの効果があります。しかし中には『読み聞かせをすれば賢くなるから学力も上がる』と勘違いされている方もいます。読み聞かせをしている子は国語の成績が上がりやすいと言われていますが、全体的な教科の成績が上がることは確認されていません。
確かに人間力は上がり勉強をする土台はできると思いますが、その後子どもが勉強に興味を持つのか、勉強を楽しいと思えるのかはまた別の問題です。
読み聞かせにより学習能力や好奇心が上がっても、その能力を使わないともったいないですね。

まとめ

今回の記事は読み聞かせによるメリットをお伝えしました。
他にもまだまだメリットはあると思います。

絵本を選ぶときは内容も大事ですが、絵にも注目して選びましょう。
同じウサギの絵でも、ペンで書いたものや水彩画で書いたものもあります。色々な表現方法を知ることで、こどもの感性が豊かになり表現力の向上につながります。

我が家は寝る前に絵本を読むことで、就寝までのルーティンとなり睡眠導入に良い役割をしています。
長くても10分もかからない絵本の読み聞かせ。時間がなくてお子さんと触れ合えない方も取り入れてみてはいかがでしょうか。

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